Dream
□今、話したい誰かがいる 若月story
2ページ/3ページ
夢華は気づけば隣にいる存在
「あ、若月コーラ飲んでるじゃん!」
若「差し入れのとこにあったよ⁇」
「さっき見たら無かった」
若「もう無いのかな、飲む⁇」
「良いの⁇」
若「どーぞ」
私の手からコーラを取って飲む夢華
間接キスだよね
なんでドキドキしてるんだろ…
あぁ、そっか
私、夢華のこと好きなんだ
「ごめんっ、ありがと…」
夢華も目が泳いでる
急なドキドキに、お互い戸惑う
だけど私は、この気持ちを伝える気はない
だって傷付きたくないもん
片想いなら黙ってれば良いし
両思いなら気づかなければ良い
何かあった時、話したい!って思える
そんな存在でいてくれれば良い