リクエスト2
□あまえたい
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またやってるよ〜
なんて声を背に受けながら
若の隣に座って抱きつく
若「苦しい」
玲「いいじゃんか〜」
若「もう」
口では嫌々って感じだけど
若の手はちゃんと私の腰に回されてる
玲「何食べてるの?」
若「飴、食べる?」
玲「うん、りんご味が良い!」
若「あ、ごめん
りんご今食べてるので最後なんだよね」
玲「え〜、じゃあそれちょうだい?」
若の口元を指差しながら言う
若「だ〜め、みんないるんだから」
玲「……じゃあレモンでいい」
はい、と1つ渡されるけど
受け取りはしない
さすがに口移しはダメでもさ…
若をジーっと見つめると
その意思は伝わったみたいで
袋を開けて飴を取り出した
若「はい、あ〜ん」
玲「あ〜ん」
若の指ごとパクッと口に含むと
若「ちょっと!」
なんて焦ってて可愛い