長編 〜本当の君を教えて〜

□3話
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中田さんと体育祭の委員をやることになった
遠足の方は、若と桜井さん

今日は集まりはないから
すぐに学校を出て若の家にお邪魔する


「あの2人、本当に良かったのかなー」


若「嫌だけどしょうがないって感じだね」


「なんか申し訳ない」


若「本当だよね
桜井さん、私のこと苦手そうだし」


「やっぱり? 中田さんも私のこと
苦手だと思うんだよね」


中学に上がってから
人に嫌われないように生きてきた私たち



若「嫌われちゃうのかな…」

若が不安そうに尋ねてくる


「大丈夫、頑張ろう?」


不安じゃないって言ったら嘘になる

嫌われることが
何よりも怖い………


この2人が隣の席で良かった

そう思ってたけど
そんなことなかったのかも
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