異譚・藤梅催花
□番外編:小ネタ集
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小ネタ*回想?「狸と蛇」
(同田貫正国&加藤国広)
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加藤国広「たぁーぬぅーきぃいいいいい!!!!」
同田貫正国「おい国広、誰がタヌキだ」
加藤「もう我慢できません! 口を開けば、不格好で評価が低かっただの、武器をなんだと思ってんだだの、無用の長物扱いされたことへの不満ばっかり! どうして清正公について、一言も語らないのですか?」
同田貫「あぁ? 清正公のことか?」
加藤「あの御方は、実際の戦場では国広ではなく、同田貫を使ってたじゃないですか! 刀工を召し抱えてまで!」
同田貫「......まぁ確かに、清正公は俺のことも強い刀だって使ってくれてたけどよ。 別に言いふらす必要もねえだろ?」
加藤「ふん、「折れず曲がらず同田貫」ですもんね。......正国は、誇りには思わないの?」
同田貫「俺たちは武器なんだから、強いのがいいってのは当たり前だろ?」
加藤「......んあああああ〜! あーたのそげなトコ、昔っから好かんかった!!!!」
同田貫「俺がタヌキなら、あんたはヘビみてえだよな」
加藤「しゃーっ!」
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加藤清正公といえば『片鎌槍』だけど、愛刀といえば『同田貫正国』と『加藤国広』が挙げられる。
うちの藤ちゃんは嫉妬深い(笑)。
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