ぐるぐる そのT
□奇妙な同居人(4)
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『はぁ〜〜〜〜』
いの「実家に連れ戻されて元気ないだろうなって思って誘ってるけどさ、こうため息ばっかりだと嫌になっちゃう」
長期休暇でやることもなく、家に引きこもる生活をしていたら、いのたち女子陣に甘栗甘に誘われ女子会を開いている。
サク「本当よ!私なんて半年もサスケくんと会ってないんだからね!!」
ヒナ「私も、全然ナルトくんと会えてない…」
『いやいや、アンタたちは相手がいるからいいでしょ…しかもさ、シカマルも相手がいたのにあんな提案しちゃってさ!ああ、思い出せば思い出すほど惨めだよ…』
いの「本当にシカマルとテマリさんて付き合ってたの?」
サク「私も、何だかんだ言って違うのかなーって、ちょっと思ってたけど、やっぱりそうだったんだ」
『うん、だって本人否定しなかったもん』
サク「へー。じゃあ結婚も秒読みかもね」
『ま、それよりも私の結婚式の方がすぐかも。ママにバレた時、烈火の如くブチギレられてさ。次の縁談で絶対に婚約することが決まっちゃってんだよね、向こうもそれで了承してるみたいだし』
いの「まさかそんな形でアンタに結婚先越されると思わなかったわ。アンタはそれでいいの?」
『まあ、そういう人生もアリかなって思ってるよ。どうせ私に運命の相手なんて見つかりっこないんだし。ま、式の詳細決まったらまた伝えるわ』
あとはお互いの近況を軽く話しながら解散した。
ヒナタと私は家の方向が一緒なので、色々話しながら帰ることにした。