ぐるぐる その2

□隣の距離の縮め方(2)
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『あ…え///わ、私、汚い……「マホ…嫌な思いさせて悪かった」





『シカマルく…』






「お前にはもっといい男がいるって思って離れようとした。けど、やっぱり無理だ。」





『……うん』





「マホ、すげえ好き…」



























―――
――







ナル「あれえ〜??マンガみたいな展開、ありえねーとか言ってなかったっけ?!」






放課後、俺たちを心配して教室で待ってくれていたナルトとヒナタが俺らの様子を見て何か察したようだった。





「…るせ」






ヒナ「よかったね、マホちゃん」





『うん……///』






久しぶりに見たマホの万遍の笑みを見て、この距離の縮め方を知っていたのに、早く行動に移せなかった自分の弱さを後悔した。







「あああ?!」





『え?!』





「まためんどくせえのが来た…」




教室のドアを見ると、例のイケメンが俺たちの関係に気づいたようだった。






「シカマル、お前だったのかよ?!マホちゃんの初恋ってのはよー」





「…まあ、な」





「チキショー!俺は諦めないからな!!…にしてもシカマルのジャージ着てるマホちゃん、なんかちょっとエロいな…///」






『ええ?!///』






「!!…ぜってーアンタになんか渡さねえからな。帰るぞマホ」





『あ、ちょ、シカマルくん?!』





もう絶対に離さないって決めたからな。




マホの隣はいつだって俺だ。








―end―


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