ぐるぐる その2

□長い糸を結ぶ
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ーーー
ーー







『ナルト、この間はありがとう。おかげでシカマルと上手く行ったよ』





ナル「おう!ま、マホの言ってた、糸が結ばれただけの話だってばよ」





『そう、かな……』





「…でさでさ、シカマルとどこまで行ったんだってばよ??」





『!!!///』





ーーー
ーー






『は、恥ずかしすぎて、ムリッ…///!!!』





「…お前もしかして、初めて…??」





『そうだよっ…!だって、初めては好きな人とがいいから、色の任務はずっと断り続けてたし……』






「あー!!」





『え?!な、に……』





「可愛すぎてこっちがムリ。ごめん、マホ。もう止めらんねーわ」






『ちょ、シカっ……!〜〜〜〜〜!!!』








ーー
ーーー





ナル「うわ、マホ、顔真っ赤だってばよ……」




『だって、ナルトが変なこと聞くからっ…!!』





ナル「シカマルってば、見かけによらず手が早いんだなー。俺ってばヒナタの時は……」





「手が早くて悪かったな」





ナル「げ!!!」





「課題の量多くて心配だったから見に来たのに、来て損したわ。はい、追加の課題」





ナル「?!そりゃないってばよ?!俺、今日デートなのによ〜!!!」





「自業自得だ。マホ、帰るぞ」





『あ、うん』





差し出された左手。


私の右手としっかり繋がって。



まるで、固く結ばれた糸のように。






ーendー


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