ぐるぐる その2

□サプライズは程々に2
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私の彼、はたけカカシは、忍界大戦後、6代目火影になった。





上忍の頃からすごい忍だったから、忙しくて会える暇なんてあまりなかったけれど、火影になってからもっと会える日が少なくなった。





テレビや公共の場で見る、一般の人たちが見るのと同じカカシさん。







カカシさんは、私の事、どう思ってるんだろう…。




まだ、私の事、好きでいてくれてるの…?































「そんなの本人に直接聞けばいいでしょう」







上記の話をすると、紅さんにバッサリと言われた。



今日は女子全員非番だから、と、アンちゃん(アンコ)の提案で女子三人で甘栗甘に来ている。





もちろん、もうすぐ一歳になるミライちゃんも一緒に。








『でも、ただでさえ火影の仕事で忙しいのに、そんなこと聞かれたら面倒ではないでしょうか』






「そんなこと考えちゃうなら、もういっそのこと新しいオトコ探すしかないんじゃない?」




そう言いながら、目は完全に大好きな和菓子のアンちゃん。





『私なんかが、そんなこと言えるような人間じゃないよ…』






「年頃の女が卑屈になってちゃあダメよ!!しかし、マホはアイツとよく持ったほうだよ。上忍時代はただでさえ仕事が忙しいのにデートには毎回遅刻、挙句の果てには火影になんかなっちゃって、マホには構いやしない!もし私がマホだったら、こっちから願い下げだっつの!!」





「アンコ、落ち着きなさいよ…まあ、マホも、今度カカシとじっくり話し合うといいわよ。私のほうからシカマルにも、仕事なんとかできないか聞いてみるから」






『紅さん…ありがとうございます……』








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