夢部屋

□*捕まえられない
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「小平太、おはよう」
「今日も頑張ってね!」



六年生が食堂に着くと、小平太と長次が既に座っていた。

「おはよう。小平太は昨夜、鍛錬だったのかい?いなかったよね?」
「体育委員会か?」
「……もそ。」

本当は名無しさんと何かあってほしい、同級たち。


しかし、ある意味願いが叶う。




「いや、鍛錬ではない。」


「大人の階段を登ってきたのだ」

どうだ!と言わんばかりの小平太。


絶句する同級たち。

「ということなので、名無しさんはわたしのものになった。
そういうことだ。」

ニカッと笑う小平太に、驚きを隠せない。この1日で何があったというのだ。

(ほんとこいつは読めないな…)



***

「今日は休もう…」
と部屋で寝る名無しさん。


今度こそはっぴーえんど。
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