夢部屋

□*いもうと、3
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「あ、もしかして名無しさんちゃん、三木ヱ門のこと…好きなの?」
と三木ヱ門も巻き込もうとする悪質?挑戦者?な三郎がニヤリと聞く。

「?。好きですよ?」
やっぱりアイドルって感じですよね〜っと同意を求める名無しさん。

「応援ありがとう、名無しさん!」
と笑顔をむけるが、小平太に
「お前、こいつが好きなのか?」
と殺気が滲み出し脅しとも言える質問をされ
「わたしには、ユリコがいるので!」と焦って弁明する三木ヱ門。

「あぁ?他の女をとるとは…三木ヱ門わかっているだろうな?」



名無しさんを選んでも、断ってもこの状態。

この騒ぎに駆けつけてくれた六年生たちに抑えられ、やっと落ち着けた。


***

「潮江先輩、なんなんですか、七松先輩って」
と泣きべそな三木ヱ門がすがる。

「俺たちも慣れてはきたが、…結論から言うと関わってはいけない、ということだ」
そう言うと六年生が頷いた。

そんな姿をみてこれから学園で生活して行く為に大切なことを学んだ気がした5年生と三木ヱ門だった。


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