夢部屋

□*捕まえられない
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「おはよう小平太!」
「洗濯物私がやってあげるね」
「ねぇ、今日こそデートしようよ」



朝の名無しさんとの日課とも言える会話を終え、食堂に向かう。
と、そこにはもう同級たちが揃っていた。

「おはよう、小平太。今日は名無しさんちゃん来なかったの?」
珍しいね、という伊作。

「おー、おはよう。
いやいや何を言う伊作くん。毎朝来てるぞ。寝坊したわけではなく、撒くのに時間をとられただけだ」
いただきます、と食べ始める小平太。

「何が不満なんだ?あんないい子、小平太には勿体無いくらいだ」

「……もそ。」
紹介しろ、と言わんばかりの食満。同意する長次。

「もう彼女にしてもいいだろうに。」
「このヘタレが。」
仙蔵と文次郎も文句を垂れる。

「彼女というより、半分おかんだな。」
ご飯をかきこみながらそう話す小平太に皆呆れる。

((……早く小平太を諦めてくれれば…))

考えることも皆一緒。
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