The secret of midnight

□She’s crazy ! but so cool!
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皆さん初めまして。
こちらで投稿するのは初めてです。
いつも皆さんのお話を読ませて頂いてます。
色々な情事のお話を読んで、ソワソワしたりドキドキしたり...。
今夜は私も彼との事を書いてみようと思います。
少しでも、皆さんに共感してもらったりドキドキした気持ちになって貰えたら嬉しいです。

実は…近頃、彼が何処でも発情して困っているんです…。
先日、午前中だけ仕事をして、早めに終わったので丁度お昼時だったのもあって彼に連絡を入れてランチがてら会うことになったんです。
その日私は休日だったんですけど、どうしてもやり終えておきたい仕事があったので半日だけ職場にいて、後は帰るだけというような状況でした。
彼の方も元々は休日だったのを私に合わせてか済ませておきたい仕事をする為に出勤していたんです。

私達は同じ職場で働いているんですけど、普段は違うフロアで仕事をしています。
職場の近くに昔からやっている喫茶店があって、そこは私達の行きつけになっています。
マスターの煎れてくれるブレンドと軽食のエビピラフ、奥さんの手作りケーキがとても美味しくて、フルコースを平らげるといつも彼に子供みたいだって笑われちゃいます。
そういう彼も顔に似合わず意外に甘いものが好きなんですけどね。

窓際の席で食後のケーキをつついていると彼が頬杖をついて外の景色を見ていました。
私が最後の一欠片を口に運んだその時に、足を何かが撫でて私はケーキを喉に詰まらせそうになってしまったんです。

彼は表情も変えないまま外を眺めていました。
足を這う物はそのまま上下にゆっくり行き来していて、私は口の中のケーキを飲み込んでから彼に言いました。
「...ねぇ...何してるの?」
彼は私の方をチラリと見ると、また外をぼんやりと眺めました。
その彼の唇の端がほんの少しだけ上がったのを私は見逃しませんでした。
「ケーキ、美味しかった?」
そんなどうでもいいような事を聞いてくる彼は(奥さんのケーキが美味しい事は素晴らしい事ですけど、)私の言葉を無視するように更に靴を脱いでつま先を私の足の間に入れて来たんです。

私達の座った席はカウンターからは一番遠い席で、その時私の背中合わせに一組のお客さんが居ました。
小声で訴える私に、彼は構わずイタズラを続けてきました。

その日、私は膝丈の割とタイトなワンピースを着ていたんですけど、彼は果敢にもその障害に挑むと、器用に足先でスカートの裾を捲り上げて中へと侵入して来ました。
彼は相変わらず普通に会話をしてきて、ばかみたいに冷静に返す私を頬杖のまま見てからくすくすと笑い始めました。

けれど、私の返答が徐々に途切れ途切れになってしまう程、彼の足の動きがとてもいやらしくて。
私は何故か張り合おうとして必死に平静を装っていました。

背後に座る人に気づかれないように私は至極普通に振る舞いました。
その時に彼の唇が動いて私に何かを訴えかけてきました。
それは声にはしなかったけれど、唇の動きで私には分かりました。
『あし、ひらいて』
彼は私に足を開くように訴えかけてきたんです。
誘いに乗ってはダメだと思って彼の足を太ももで締め付けてやりました。
すると彼はつまらなそうに唇を少し尖らせてから口角を歪めてつま先に力を入れて来たんです。

そして、またどうでもいい普通の質問をしたりと、あくまでもシラを切り通すつもりの様でした。
とは言っても、彼がやっている事に間違いはないので私も意地になって質問に答えました。

普通の会話を交わしながらも、彼のつま先が私のパンスト越しの中心に達してしまって思わず声が漏れてしまいました。
彼は楽しそうに目を細めるとクッと笑って、親指を上下に動かしました。
走った快感に私は締め付けを緩めてしまうとここぞとばかりに彼の足の指がグイッと押し付けられて、私の敏感な突起を擦り上げて来たんです。

何度も行き来する彼のつま先に、既に私のいやらしい所が濡れているのは明白でした。
それ程にショーツ越しでも彼の指が滑らかに動いていましたから。
それにしても顔色ひとつ変えずに足だけで私の息を上がらせてしまう彼に、よく足をつらないな...なんて事を思ってしまいました。
(痛いのを我慢してやってたら笑っちゃいますね)

それからひとしきり私の反応を楽しんでから、彼は満足したのか『そろそろ出ようか』と促してきました。
けれど、それで職場へと戻るのかと思ったら私の腕を引いてこう言ったんです。
『仕事を早めに終わらせるから、職場で待っていてくれないか』と。
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