黒芭蕉
□avec toi(アヴェックトワ)
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アメリカンハイスクールを
卒業してからNBA選手として
活躍していた俺ゎ
冬休みに日本へと
一時帰国のタイミングで恋人?である
緑間に逢う約束をしたーー
落ち合う約束を俺からした為
いつもより早く出た俺だがそれでも
先に来て居たのは緑間で。。。
「?!悪りぃ;待たせちまったか?」
「ー待ち合わせ時間はまだなのだよ…
だから問題ない…」
「そうか…悪かったな…」
「…いや…それより…突然お前が
町をブラつきたい何て珍しいのだよ…」
「?そんなに珍しい事だったか?」
「あぁ…嵐でも来るのかと思ったのだよ…」
「んな…お前は…っ相変わらず…」
その発言にイラっとしつつ
緑間に視線を映すー
少しだけ大人びたその容易に
心音が高鳴り目を逸らすと
不意に俺の肩を抱くその指に反応して
再び視線を見上げると
俺の顔は緑間の首筋に埋まっていた
「!?ぉい!緑…間?」
「久しぶりの挨拶をしてなかったのだよー
少しだけ大人しくしていろ!」
「−強制かよ?まぁ少しでも俺に
逢いたいと思ってくれたって事か?」
「違うのだよ///これは単なる挨拶だ…」
「(ふぇー相変わらず…)あぁ…そうかよ…」
そんな熱い歓迎に受け入れられながら
呼吸を一つ整えると自然に身体が離れるー
もう一度少し視線の高い緑色の瞳を
見つめた
「?火神…それで何処に行きたいんだ?」
思わぬ問いかけに二度見する
「どうしたのだよ?
人の瞳(め)をまじまじと見つめてーー」
「…いや…俺が決めて良いのか?」
「何を言っている。
誘ったのはお前なのだよ
勿論それなりにプランを考えての
事じゃないのか?」
「いや〜〜考えて居ねぇ訳じゃ
なかったけど…まさかあっさり
お前からそんな言葉が
出るとは思ってなかったから…」
「…ふん。俺の気が向いた…
それだけなのだよ…」
「そうかよ。
(ったく…相変わらずツンデレだな
コイツは…嫌いじゃねぇけど///)」
「?今何か言ったか?」
「何も言ってねぇよ///ほら早く行くぞ?」
並んで歩くが触れそうで触れない
この距離勘が焦れったくて
でも俺達らしいとゆうか…
何故か安堵を覚える自分が居たーー
並列したまま目的の場所に着く
「?ここは…?」
「ボーリング場ーお前…やった事ねぇだろう?勝負してみねぇか?」
様子を覗うようにその視線を見上げるーー