edelweiss

□ドS
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あぁ、やばい。終わった、、、
仕事から家に帰ってきてしおりの顔を見て目が合った瞬間にそう悟る。この目のしおりには逆らえない。今までの経験から頭は勝手に諦めを持ち、冷静に明日の予定とかを考えている。
「かなこ、こっち来て」
予想以上に冷たい声色に背筋が凍る。顔は笑ってるのに目が怖いよしおり...
言われるがまま着いていくしかない。勿論寝室に。
電気が煌々と室内を明るく照らす。
「脱いで」
「...え?」
ここで?この状況で?今?自分で?...は?
戸惑っているとしおりはイラついたように近付いてくる。
「...はやく」
「わかった!わかったから!!」
いつもより怖いよ雰囲気に涙が出そうになる。でも、せめて、、せめてこれだけは、、、
「...でん..き」
「は?」
その一言で私の最後の願いは一蹴された。今日は何も聞いてもらえないだろう。
覚悟を決めて一枚一枚脱いでいく。その間もしおりの目線は私から離れることはない。
最後の一枚も床に落とすとそれはまるで死刑執行を待つ罪人のような気分になる。
「...いい格好じゃん」
昼間のように明るい部屋で自ら裸になり痴態を晒しているこの状況に涙が溢れてくる。それでもしおりは追い討ちをかける。
「ねえ、自分でシてみてよ」
「..む..りだよ...」
下を向いていると
「...わかった。出来ないんだ。じゃあしょうがないよね、手伝ってあげるよ」
一瞬で気配が変わった。
気がつくとベットに押し倒されて手を拘束され、猿轡をくわえさせられる。
「んぅー!!んんー、、!!!」
足を思いきり開かせられ濡れてもいないそこにいきなりローターが入ってきた。
(いたい!たすけて!!やめて!)
そう叫ぼうとしても声に出せない。
そのままローターが中に入ったまま振動は最大限でしおりは私のことを放置して部屋を出てしまった。


最初は痛いだけだったそこは無機質な振動で快楽に変わっていった。何度もイくと体がもたないから、我慢していたけど一度イってしまったら体は言うことを聞かない。わたしはただ声にならない呻き声で鳴いて口の隙間から涎を垂らして涙で顔をぐしゃぐしゃにするしかない。何度イっても止まることはない。この時間が10分なのか1時間なのか分からないがとてつもなく長く思えた。もう声もでない。瞼が重い。それでも意識は落とさせてもらえない。

やっとしおりが部屋に戻ってきた気配がした。
「...よくがんばったね」
そう言われると手の拘束をほどかれて中で震えていたモノは取り出された。猿轡もほどかれた。敏感になりすぎた体はなにもしてなくてもびくびく震える。
「オモチャでこんなに乱れるなんて...かなはヘンタイだね」
耳元で低く囁かれる。言葉にゾクゾクする。あそこがきゅんきゅんして止まらない。二言三言囁かれた私はどこも触られることなくイってしまった。それと同時に意識は消えた。


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