記念日用

□6月
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6月9日 【ネッシーの日】


ジャック「今日はネッシーの日という事で人間界にお忍びで来ているんだ!」
ブギー「なぁ、お忍びって言葉知ってるか?俺達の今の姿見てみろ?……お忍びもくそもねぇ、そのままの姿じゃねぇか!目立ってしょうがねぇ!」
ジャック「変装でもした方がよかったって?なぁに、見つからなければいいだけの話だよ!」
ブギー「そうかよ…ところでネッシーだったか?恐竜みたいなもんだろ?」
ジャック「みたいだね、この湖に出没するらしい」
ブギー「本当にいるのかねぇ…」
ジャック「いるんだって信じる方が楽しいじゃないか!」
ブギー「へぇへぇそうですか、で?そのネッシーを見つけるまでずっとここに居座るってのか?」
ジャック「勿論!目を離している間に現れたら困るだろ?」
ブギー「…ついてこなけりゃよかったぜ」





ジャック「うーん…現れないなぁ」
ブギー「もう3時間だぞ、いい加減諦めて帰らねぇか?」
ジャック「せっかくの記念日なのにそんな事出来ないだろ?」
ブギー「もうネッシーなんて存在しませんでしたって事で終わりにすればいいじゃねぇかよ」
ジャック「いいや、いる!そしてネッシーをハロウィンタウンへ招待して来年のハロウィンに活躍してもらうんだ!」
ブギー(というかただお前がその目で見てみたいだけだろ…)







ジャック「………」
ブギー「………あーねみぃ…」






ジャック「うぅん…残念だけど今日は諦めるしかないな」
ブギー「(ようやくかよ…)うっし、じゃあとっとと帰るぞ」
ジャック「本当に残念だ…けど僕は諦めない、いつか必ずネッシーを見つけて僕の街へ」
ブギー「いいから帰るぞ早くしやがれ!」














「わ、私達本当に見たんです!」
「そうなんです!湖の近くを歩いてたら…が、骸骨と大きな袋のお化けが湖を眺めてたんです!!」
「嘘なんかじゃありません!信じて下さい!」

「えー…彼女達の他にも数名が同じようなものを目撃しており、コスプレか何かではないかという意見もありましたが明らかに人間ではなかったという声がいくつも上がっています、ネッシーで持ち切りとなっておりましたこのネス湖ですが骸骨や大袋の化け物などのいくつもの目撃例が上がった事により一層話題の名所となると思われます」
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