星の使徒本部

□エイリアと雷門の始まり
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円堂守率いる雷門中学が世宇子中学を倒しフットボールフロンティア優勝を果たした。


「ミライ」
「はい、父さん」
「ジェミニストームが雷門へ向かうそうです。彼らはフットボールフロンティア優勝校。様子を見に行ってきれくれますか」
「わかりました。ですが彼らはまだ学校に帰ってきてないはずです。警戒しなくてもいいのでは?」
「自分たちの学校が破壊されれば黙っている生徒はいません。念のためです」
「なるほど」


父さんに頼まれて私は雷門へ向かうことになった。元々観察に行くつもりだったから苦ではない。逆に楽しみだ。奴らの絶望する顔が早く見たい。


「ミライ様」
「お、成海!久しぶりに見たかも」
「お久しぶりでございます。雷門へ向かわれるのですか?」
「あぁ。父さんに頼まれてな。まぁ頼まれなくても行くつもりだったんだけどね」
「星二郎様はミライ様を大事にしております。お怪我だけはなさらないようにお願いしますよ?」
「心配しすぎだって。それに私が怪我しても成海や成瀬がいるだろ?じゃ、行ってくるわ」
「やれやれ…。いってらっしゃいませ」


成海と成瀬はマスターランクチームの練習試合の指示や怪我した選手の手当てとかをしている。要するにサポート役。2人ともチームのみんなからすごく好かれている。いいやつだからな。

よし、雷門行こ。
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