リクエスト小説

□計画... 「前半」
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若月side



「玲香、」

「あぁー!若!久しぶり!!

ね、なんかさっき、…その…どうしたの?」



はぁ。もう呆れる以前に驚きだよ。
どんだけ鈍感…なのよ

まあ、私はなんでもない風を装う



「あー。ごめんね何でもないよ

そんなことよりさ、今日、泊まりに来ない??」


「えっ!ほんとっ!?いくー!!

わぁーいっ!楽しみぃ!!」



ほんとになにも感じてないんだな…

私としたら好都合なんだけど



真夏の方に目をやる、


グッ!っと指を突き立てられる



上手くいったみたい












「ねぇわか…」

「ん?」

「なんで…最近真夏ばっかなの。」

「え?」

「やだよ。若、私の…隣にいてよ」




可愛い……。と思ってしまった自分の心にさっきの気持ちを無理やりいれこむ。

なんて都合がいい人なんだ


玲香は私のことなんか目も向けないで花奈の方にいった、
そうだぞ若月。私はおこってるんだ。




自分に言い聞かせながら玲香の話をきく。



「その…、真夏に叶うとこなんてほんとに、少ないと思うけど…私なりに頑張るから…わか、離れないでね…」



か、かわい…ってだめ!

私は怒ってるんだぞ




玲香は抱きしめほしいのか私の脇腹に手を添えてるがそんなことはしない



「うん」


それだけ吹いて、席に戻る。

玲香の反応が可愛すぎて…
だめ…だ



早く…したい


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