SSS
□ブリュレ夢
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「あんたさ、いつまでここに居るつもりなんだい?」
「いつまで、とは?私は大好きなブリュレ様の側でお仕事をするのを辞めるつもりは全く無いのですが。」
「とはいってもねぇ…あんただってもういい歳じゃないか。結婚して幸せにでもなったらどうだい。この誘惑の森で出会いなんてないんだからさ。」
「止めてくださいブリュレ様。貴女様が居ない所で私の幸せなんてありえませんよ。誰よりもお慕いしているブリュレ様に仕えるのが私の幸せなのですから。」
「…は、恥ずかしい事言うんじゃないよ!もう…だったら勝手にしな!」
「ふふ、はい勝手に致しますね。…ああ、だからといってブリュレ様。私を置いて鏡の中へ入らないで下さい!」