SSS
□カタクリ夢
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足を組んで座っていたカタクリに抱き上げられ、ぼふっと膝の上に座らされた。
勢いが良くて硬いカタクリの腹筋に鼻をぶつけて、
「…痛いのだけど。」
と訴える。
「…ああ。」
謝罪はないのか、そう思い顔を上げるとチュッとキスをされた。
離れるとそっと、指先で唇に触れられる。
「お前のここが欲しくなった。」
真顔で言うカタクリに、顔が熱くなってしまった。
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