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Twitterに載せたBLやNL等の小説や小話のlogです。
苦手な方は閲覧注意。
会話文多め。
◆次男三男四男のメリエンダ
次男、三男、四男でメリエンダ中お喋りに夢中になりすぎて冷めてしまった紅茶を温め直してくれる四男。でも温度調整間違えて熱すぎて飲めない次男と三男。
「熱すぎて飲めるか!」とつい怒っちゃう三男、怒られて落ち込む四男、「どうせまたすぐ冷める」とフォロー入れてくれる次男。
三つ子にとって割とよくある光景だと思う。
◆長女と次男、三男、四男 (小話)
幼少期三つ子「「「コンポート姉ちゃん絵本呼んでー!」」」
幼少期長女「しょうがないわね〜。」
↓
現在三つ子「「「コンポート姉さん肩でも揉もうか?」」」
長女「有り難いけどあんたら力強すぎるからね、遠慮しとくよ。」
三つ子「「「…(´;ω;`)」」」
◆三つ子の誕生日のお話
この世に生を受けた瞬間からずっと一緒だった。
一緒に成長し迎えた今日は、年に一度しかない日。
幼い頃はこの日は自分達が主役だと、美味しいケーキやお菓子を食べ羽目を外してはしゃいだ事もあった。
歳を重ねるにつれ気恥ずかしさが増し落ち着いてはきたが、それでも主役だと言われると悪い気はしないし素直に嬉しく思う。
「誕生日おめでとう兄さん達!」
毎年この日におめでとうと言ってくれる兄弟達が増えていく。
毎年自分達に贈られるプレゼントが増えていく。
大勢の兄弟達が皆代わる代わる祝ってくれ、休む暇もないくらい兄弟達と言葉を交わし歌を歌ったりケーキを食べたり。
賑やかで楽しい時間が送れる、そんな特別な日。
(※↓続きます。)
◆三つ子の誕生日のお話
(※続き)
「そういやまだ一番祝ってもらいたい奴等に祝ってもらってねぇな。」
一通り兄弟達に祝ってもらい落ち着いた頃、ふと思い出したかの様にダイフクがそう言う。
「…そういやそうだな。」
「ああ、俺もだ。」
ダイフクの言葉に賛同してオーブンとカタクリも呟いた。
我先にととっかえひっかえ兄弟達がやって来るものだから、毎年つい忘れがちになってしまう。
本当は一番最初に祝ってもらいたくて一番最初に祝ってやりたい、最高で最愛の自分の兄弟達の事。
「今年も一番最後になっちまったな。」
そう言ってオーブンが腰に手を当て、
「毎年の事だがな。」
ダイフクが腕を組み、
「だがそれが俺達らしいだろう。」
カタクリが襟巻きを下ろして口元を露にする。
お互いに顔を見合わせると三人は満面の笑みを浮かべ、そして嬉しそうに笑い合った。
「「「誕生日おめでとう!」」」
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