Book2(リクエスト)

□子供じゃない
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ツウィside




『…ツウィや』





朝起きて歯磨きをしていると、
パジャマ姿のミナおんにが話しかけてきた。




「おはようございます、おんに」

『おはよぉ、昨日はよく眠れたん?』




おんには毎日
よく眠れた?
ちゃんと食べた?
とか確認をしてくる。



とっても嬉しいし、有難いんだけど
おんにと私は恋人ですよ?



子供扱いされるのも
嫌じゃないけど…。





「…よく眠れましたよ、おんにと寝れなくて寂しかったですけど」




私はおんにが思ってるほど
子供じゃないですよ?




『…ツ、ツウィや//』

「…今日は一緒に寝ましょうね」




おんににそう告げて
仕事に出かける。



宿舎に帰ると
みんなスケジュールを終えて
部屋に戻ってしまっていた。




『…おかえり、ツウィや』




ちょっとさみしいな
なんて思ってたら
ミナおんにがパタパタとこっちにやってきた。




「…待っててくれたんですか?」

『うん….。だって、ツウィが今日一緒寝ようって言ってくれたやんか…』




忘れたん?
なんてぷくっと頬を膨らますおんに。



忘れるわけないじゃないですか。




「いえ、今日もずっとおんにの事考えてましたよ」




そう言って
おんににキスをした。




『…ツ、ツウィや、…』




恥ずかしそうにするおんに。





「…ダメでした?キスしたら」





首を横に振るおんに。





『…誰か来たら…見られちゃうよ、』




おんに、可愛い。




「…じゃあシャワーあびた後、部屋に行きますから」




本当は今すぐ一緒に
寝たいところですけど…。




『…うん、』

「…いい子にして、待っててくださいね」



へへ、と笑って。
こくん、と頷くミナおんに。




今日は眠らせませんから。
そんな言葉は飲み込んで。




子供じゃない私でも
好きでいてくれますか?




END.


◎リクエストありがとうございました!また、素敵な感想もありがとうございます!とても嬉しいです…涙

残りのミナ受けも更新していきますのでお待ちください!
読んで頂きありがとうございました♪
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