Book2(リクエスト)

□モモの風邪
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ミナside





いつまで経っても
モモりんが起きてこない。




ジョンヨンが海外で撮影してるから
1人で起きられへんのかな?






「…ちょっと、モモりん起こしてくるね」






リビングにいた
メンバーにそう告げて
モモりんの部屋に入る。




ベッドの上で
ぐでん、と横になってるモモりん。






「…モモりん、寝とるん…?」





反応がない。






「…モモりーん…?」





ちょんちょん、
と布団をまくってみると
ものすごく熱い空気がぶわぁっと私を襲った。






「…モモりん、大丈夫?!」






救急車よばな!!
なんて焦っちゃうくらい
心配になってくる。






『…ん、……みーたん、?』






私の珍しい大声に
目を覚ましたのか
苦しそうな声で名前を呼ぶモモりん。



顔は真っ赤だし、
呼吸も苦しそう。






「…い、今薬とかもってくるから待っとって?」






うん、と弱々しく呟くモモりん。
不謹慎だけど、可愛い。






「…はい、少し起きれる?…」






着替えしないとあかんから、
とりあえずモモりんの体を支える。






『…みーたん、…ありがとう』

「…ええから、服脱いで?…」






”服脱いで”
看病してるんやから当然なんやけど、
自分の言った言葉に
なんか急に恥ずかしくなってきた。






『…うん、』






ぽちぽち、と
パジャマのボタンを外していくのをみてたら自分まで熱が出ちゃいそうで
そっと視線をずらした。





「…体、拭かんと」






変なことは考えず
ただ、モモりんが早く良くなるように丁寧に汗を拭いてあげた。





はい、次は薬ね。
とモモりんに手渡すと
嫌そうな顔で中々飲もうとしてくれへん。






『…この薬、…苦い?…』

「…わからへんけど、すぐ飲めばなんも感じんよ、」






それか、ポカリで口直しする?
というとモモりんは首を横に振った。






『…みーたん、…飲ませて』







え?

今の発言に固まっていると






『……やっぱ…移しちゃうとあれやから、…ちゃんと飲むわ…』






なんて、子供みたいにしょぼん、
としてるのが可愛くて






「…飲ませてあげるから、じっとしてて?」






薬を私の口に含んで
モモりんにそっと、流し込んだ。




モモりんの口から
ポタポタ、と水が滴り落ちたのが見えて
恥ずかしくなる。






『…ん、…みーたん、』






じゃあ、安静にしててね。
って恥ずかしさを紛らわす為に
部屋を出ようとしたら
モモりんから腕を掴まれた。







『…待って、』

「…ど、どしたん?」

『…シたくなってきた…』






そんなん、あかん!



口移ししといて、
そんなんゆうのもあれやけど、
モモりんは病人やし。
無理させたらあかん。






「…だーめ。…元気になったら、ね?」

『…嫌。今せな、治らん』

「あっ、ちょ、と、!モモりん…」







ぐいっと引っ張られて
私はあっという間にモモりんの上。







「…だ、だめだって…」

『…モモが治らんくてもええの?』

「…それは、…やだ…」







”じゃあ、服脱いで?”
なんて、さっきと逆に私が言われる。

そんなん、恥ずかしいやんか。







『…今日は体力なくてあんまり責められへんから、みーたんが自分で動いて?』

「…じゃ、じゃあ、目瞑ってて」






すんなりとモモりんが目を瞑ったから
服を脱いでモモりんにキスをした。







『…みーたん可愛い』







ぐいっと引き寄せられて、
わたしの胸を優しく触ってくる。






「…ひぁっ、…ん、」

『…みーたんモモの事ちゃんと見て』







モモりんのあったかい舌が
優しく刺激してくる。






「…ん、あっ、…だ、めっ…」

『だめじゃないやろ?…動いてるもん、腰』

「…そんなんっ…あ、っ」






すっ、と私のソコに伸びてくる
モモりんの手。







『…ほら、もう濡れてるやん』

「…だって…モモりんがっ……ん、」







くぅっと私のナカに
モモりんの指が入ってくる。

あかん、もう限界がきそう。







『…もう、そろそろイく?…』

「……んぁっ、…いっ、ちゃ…あっ」







どんどん指が速まって、
私はモモりんで満たされた。






『…みーたん、好き』

「…もぅ、モモりんのばか」

『ごめんみーたん、』

「ううん、…早く治して、次はちゃんとシて?」





かわいい!なんて
抱きしめてくれるモモりん。






次の日モモりんはすっかり
元気になった。
”ミナのおかげやな”
なんて言われて耳まで赤くなるのが分かる。





「…ごほっ、…んん、」






モモりんが治ったのはええねんけど、
朝からのどが痛くて少し咳がでる。







ナヨン「…ミナや、大丈夫?」

「こほっ、…ん、なんか喉痛くて」






一応マスクしておこう、
のど飴どこにやったっけ?







サナ「…なん?みーたんまで風邪ひいたん?」

ダヒョン「あぁあ、これは完全に移されましたね」







キッチンの方では
ナヨンおんにとジヒョちゃんから
怒られてるモモりんが見えた。







『やって!みーたんが可愛いから!…あっ、』

ナヨン「…モモ、昨日部屋でなにしてたのか言ってみなさい」






ちらっとモモりんと目が合う。




思わず笑ってしまった。






『ご、ごめんなさい…』






しょぼん、としてる
モモりんが可哀想になってきて、
さっと近づくと
ちらっと私を見てくる。





「…モモりん、落ち込まんで?」






モモりんが元気になってよかった。
そう言うと、
でも、ミナに本当にうつしちゃった…。
なんてボソボソ言ってる。





あんな事しといて、
しょぼんとしてるモモりんが
なんだか可笑しい。





”次はモモりんが治して?私の風邪”






END.



◎リクエストありがとうございます!
モモりんがきてたパジャマは噂の某ド◯キホーテで買ったものだと想定してください。笑

読んでいただきありがとうございました♩
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