乃木坂46(短編)
□誕生日
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梅澤美波編...
梅澤side...
皆さんこんにちは!梅澤美波です。
今日1月6日は私の20歳の誕生日。
1週間後は成人式。
今日からお仕事ってのもあり、同じ仕事で白石さん、桃子からお祝いをいただいちゃいました!
白石「梅ちゃん、お誕生日おめでとう🎊これ私からプレゼント!!」
梅澤「わ!良いんですか!?ありがとうございます!!
大切にしますね♪」
大園「これは桃子から!大切にしてね!」
梅澤「桃子...ありがとう!
大切にするね♪」
憧れの白石さん、大の仲良しの桃子からプレゼントまでもらっちゃって私は幸せ者だな♪
けどやっぱり1番祝ってもらいたい人からまだ何もお祝いしてもらってないと言う...
『おーい梅澤、準備出来たか〜?』
梅澤「あ、出来ました!もう行く感じですか?」
『あぁ!そろそろ行かないと間に合わないな!
じゃあな、白石、大園!』
白石「はい!貴幸さん、また!」
大園「さよならです!」
梅澤「では行きましょう!白石さん、桃子、また明日で!」
白石「また明日!」
大園「またね! みなみん今度ご飯行こうね!」
こうして私は2人を後にし、次の仕事現場へと向かった。
あ、今の人は私のマネージャーで私の片想いしてる人...
私はそんな片想いしてる彼からまだ祝ってもらってない...
とうやら彼は、乃木坂結成当初からいる人で、最初はスタッフさんとして働いてたみたい。
けど、私達が入ってきてからマネージャーと言う肩書きをもらって私達3期生全体のマネージャーを務めた人。
4期生も入ってきて、マネージャーさんもだいぶ増えてきてそれぞれのメンバーに付けるぐらいの人数になってきたって事で、貴幸さんは私専属のマネージャーになった。
それからは貴幸さんと二人三脚で、貴幸さんは私がしてくれる事には全部優先してくれるとても優しい人。
私の事を何でも知っていて、辛い時は側にいてくれて、風邪や体調を悪くしちゃった時には仕事を抑えたり休みにしてくれたりと融通を通してくれる。
私はそんな彼の事が好きになった。
でも乃木坂は恋愛禁止だし、相手もマネージャー。
どう考えても付き合うとか無理だし、私より7つも年上だから彼からしてみれば私なんてまだまだ子供。
恋愛対象にすら思ってないと思うし、凄くカッコ良くて優しい人だから彼女居ると思うけど、聞くに聞けないし...
だからせめて片想いはしていたい。
『あ、梅澤、そこの袋開けてもらっても良い?』
梅澤「はい!ってこれは何ですか?」
『それ、梅澤にあげる!
今日誕生日だろ?だからプレゼント買っておいた。』
梅澤「え!?嘘!?ホントですか!?」
『俺が嘘ついてどうすんだよww』
梅澤「そう...ですよね...貴幸さんは嘘つかない人ですもんね。
でもこんな高そうな物、本当に私なんかで良いんですか..!?」
『梅澤だから、良いんだよ。
もっと自信持て、お前は可愛いんだから!だから俺はそれを選んだ。
お前が思ってるより、今凄い人気なんだぞ?
ありがたい事に仕事もいっぱいあるし、舞台やラジオだってある。
握手会なんか相当人が並んでるんだぞ!もっと自信を持て、俺が保証する!』
梅澤「貴幸さん...ありがとうございます...」
『改めて梅澤、お誕生日おめでとう!』
梅澤「ありがとうございます...!」
まだ彼に気持ちがなくても良い。
でもいつか、彼が振り向いてくれるように努力しなきゃ!
貴幸さん、好きです。
この恋が報われますように...
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