乃木坂46(短編)

□誕生日
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新内眞衣編...





















新内side...










皆さんこんにちわ!新内眞衣です。

今日は1月22日、そう私の誕生日なんです!

生ちゃんも同じ誕生日でもあるw

凄いよね、乃木坂に同じ誕生日の子がいるって。

だから楽屋で私と生ちゃんのダブル誕生日パーティーをしてもらった。















そしてあっという間に時間が経ち、すっかり陽も落ちて夜になり、それぞれが帰る準備をしている。

勿論私はもう帰れるから皆と分かれて1人で細々とコンビニでも寄って帰ろうとした時だった...











『よぉ、久しぶり』










なんと外に居たのは貴幸だった。

貴幸とは私がOLしてた頃の同期。

年齢も一緒で同期って事もあって、良く飲みに行ったり愚痴とか聞いてもらったりした。

そのせいか私は彼を密かに想っている...

彼は私の事只の同期でしか想ってないだろうな...






















新内「久しぶり、ってか何でここにいるの?」


『たまたま仕事で通りかかってな、まさかお前がいるとは思ってなかったけどな』


新内「そうなんだ、夜まで仕事は大変だね」


『そうでもないよ、ってかお前も同じだろ?w』


新内「確かにw」














私は自然と彼と一緒に帰っていった。

彼とは家が近いから、良く一緒に帰ってた。

だからこうして一緒に帰るのは久々で若干テンション上がってるし、帰るだけでも楽しい。

















『新内は仕事終わってこれから家帰って飲むのか?』


新内「一応そのつもりw貴幸は?」


『俺か?俺は〜特にやる事ないなw』


新内「なら私と一緒に飲む?なんちゃってw」


『それ良いな、ってか今日誕生日だろ?
プレゼントは残念ながら用意は出来なかったから、何か俺が応えられる範囲の願いを1つやるよ』


新内「え?良いよそんな!」


『まぁ折角なんだから有り難く受け取れ』


新内「ホントに良いの?」


『ご期待に添えられる範囲であればな』


新内「...なら、私と付き合って...」


『付き合う?買い物にか?
そんなんで良いのか?』


新内「違う!その付き合うじゃなくて...
私の...彼氏になってって事」


『は!?お前、自分が何言ってるのか分かってるのか!?』


新内「分かってる!!!
乃木坂は恋愛禁止だし、こうして2人で会う事すらも許さない。
でもしょうがないじゃん!好きになっちゃったんだからさ!!!
あんたといると落ち着くし、何でも相談に乗ってくれる、そんなの好きになるに決まってるじゃん!!!」


『新内...お前、本気...なのか...?』


新内「私は本気だよ、本気で貴幸が好き。
勿論皆には内緒、私が卒業するまでは」


『ずっと閉まってたのになこの気持ち...』


新内「え...?」


『俺もさ、お前が同期で入ってきた時に既に好きになった。
いわゆる一目惚れってやつ、でもお前は乃木坂と言うアイドルグループに入ってる事を知ってるからこの気持ちはずっとバレないように閉まっておこうって思ってたのに...』


新内「貴幸...」


『本気で俺の事を想ってくれて嬉しかった。
だから、期待に応えなきゃな』


新内「え?じゃあ!」


『あぁ、こんな俺で良ければ宜しくな...眞衣』

















さいっこうの誕生日プレゼント、貰っちゃいました!!!












凄い幸せ!!!












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