乃木坂46(短編)

□誕生日
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井上小百合編...



















井上side...










こんにちは!井上小百合です!

今日は私の誕生日、私の大好きなメンバーの皆から祝ってくれるとっても大事な日!

それと、念願だった写真集の発売日!

ずっと夢にまでみた事だから凄く嬉しいし、皆からおめでとう🎉って祝ってくれたし、もう幸せすぎる!

もう既に何人か買ってくれたみたいでって「凄く可愛い!」や「ギャップが凄い!」って言ってくれた!

本当に写真集出して良かったって思う!












桜井「さゆ、お誕生日おめでとう〜!!!」


秋元「私はケーキを作ったよ!」


白石「これは皆からプレゼント!」


井上「わ〜、皆毎年ありがとう〜!」


衛藤「写真集の発売おめでとう!」


井上「美彩先輩、ありがとう!」


高山「そう言えば、彼氏さんから連絡来たの?」


井上「うぅん、まだ。まぁ毎年遅く連絡来るから今日もあまり期待してないw」


高山「そっか...」













7年経っても皆から祝われるって幸せ。

私は将来ATMと結婚したいって番組で言い続けた。

お金が大好きだし、貯金もしてるし、勿論今でもそうなんだけど、けど...



お金より大事な人が出来た...



もう付き合って5年になる。











マネ「おーい!井上いるかー?」


井上「はい?何ですか?」


マネ「なんか井上に会いたがってる奴がいるんだが」


井上「私にですか?いったい誰なんですか?」


マネ「それが、井上の知り合いで少し話をさせてくれって言ってきたな。
本当かどうか分からないから、とりあえず座らせて待たせてもらったからちょっと見に行ってくれ。井上が確認してもらった方が早いから、何かあったら連絡するんだぞ!」


井上「分かりました、行ってきます。」











収録前に尋ねて来るなんていったい誰なんだろう?

私の知ってる人って言ってたから多分友達だと思うけど、友達がわざわざこんな所まで来ないしなぁ〜



私は急いで階段を降りて入り口に向かった。









するとそこには...














彼が座っていた...









井上「貴幸!?」


『おぉ!小百合!良かった会えて』


井上「どうしてここにいるの!?
仕事じゃなかったの!?」


『仕事だよ、って言っても休憩中だから会いに来たんだけどね。
小百合に渡したい物があって』


井上「え?」


『誕生日おめでとう🎊』


井上「...もしかしてプレゼント渡す為にわざわざ休憩中に来たの?」


『それしかないだろ、仕事終わってからじゃ遅いし、毎年遅くなっておめでとうってお祝いするのも良くないしな。本当なら仕事休んで一緒に過ごしたいんだけど、そんな簡単に休めないから時間も作れないし...
いつもごめんな、せっかく楽しみにしてるのに時間作れなくて...』


井上「うぅん...そんな事ないよ。
こうして会いに来てくれるだけで物凄く嬉しい...ネックレス、ありがとう大事にするね(T-T)」


『おぅ!俺も同じネックレスだからこうしてはめると...ハートの形になるんだ、どこでも繋がっていれるようにね!』


井上「貴幸...大好き...」


『俺も大好きだ!いつか小百合が卒業したら、2人で結婚指輪を買いに行こう!な?』


井上「うん...!絶対買いに行こうね!」












『あ、因みにちゃーんと写真集買ったぞ!』


















井上「うふふ〜♪」


高山「さゆにゃんどうしたの?
凄いニコニコしてるけど?」


井上「うふふあのね、じゃーん見てみて可愛いでしょこのネックレス!」


高山「可愛いじゃん!どうしたのそれ?」


井上「さっきね、彼氏が来てプレゼントしてくれたんだぁ〜♪」


高山「そうなの!?良かったじゃん!ってかここにさっき来たの彼氏さん?」


井上「そう!仕事の休憩中にわざわざ来てくれたの!
しかもこのネックレスお揃いで彼氏のとくっ付けるとハートになるんだ!」


高山「それは凄いネックレスだね!良かったねさゆにゃん!」


井上「うん!私今すっごく幸せ!」


P「まもなく収録の準備をするので皆さん来てくださーい。」


井上「はーい!ほらかずみん行こ!」




















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