乃木坂46(短編)

□誕生日
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樋口日奈編...
















樋口side...















『はい、今日の稽古はここまで』














皆さんこんにちは!いや、こんばんわかな?
樋口日奈です!

今日は私の主演舞台の稽古をしてました!

とっても面白く、笑える作品になってるので稽古していく度に自分も段々楽しくなってくる!

結構舞台に出させてもらってる私だけど、この役自体あまりやった事がない作品の舞台だから最初は凄く緊張したけど、共演者の皆さんや監督さんに優しくしてもらったりして私自体緊張しなくなって楽しく稽古が出来てる状態!

今日も無事に稽古が終わり、本番まで残り1週間を切っているって考えると、余計に楽しく思える!

それに私の誕生日でもある!

皆さんから誕生日と言う事で、ケーキを用意してくれました!

ケーキとっても美味しかったし、プレゼントまで頂いたし、何よりこの企画を考えてくれたのが監督ってのがより嬉しい♪

今日は大事な1日になったなぁ〜♪






















そんな事を思いながら帰ろうと外へ出ると...




















『お、お疲れ様、日奈ちゃん!』


樋口「あ、監督!お疲れ様でした!」














監督が外で私を待っていてくれたみたい!

なんでだろう...



















『今から帰るんでしょ?なら送っていくよ!』


樋口「え!?いや大丈夫ですよ、1人で帰れますよ!」


『こんな時間に女の子1人で帰らせる訳には行かないでしょ?
この時間まで稽古をさせちゃったから責任があるんだ(^^;;
だから俺の少なからずの気持ちとして送らせてもらえないかな...?』


樋口「いえいえ、元々この時間までやるのは前にも経験してるので大丈夫ですよ!
でも、そんな事想ってくれてるんであればお言葉に甘えても良いですか?」


『おぅ!全然良いよ!なら、帰ろうか!』

















監督から送ってくださると言ってくれて、内心は凄く嬉しい!

舞台に何回も出させてもらって、この時間まで稽古するのは経験してるし慣れてるから特に問題とかはなかったけど...

監督がそう言ってくださるからお言葉に甘えようと♪


















監督とは今回の舞台で初共演なんだけど、凄く優しくしてくれる...

若いのに監督としての評価が凄く高くて、他の監督さんからも評判がある。

私も評判を聞いて、共演してみたいなってずっと思ってて今回こうして共演出来て本当に良かったって思う!









樋口「そう言えば、監督はどうして私を主演に選んでいただいたんですか?
ずっと疑問に思ってたんです、初共演なのになんでだろう〜って」


『う〜んそうだな、元々乃木坂自体を知ってて好きってのもあったけど、俺の仲の良い監督からアイドルなのに凄い演技に対して真面目で凄く上手い子がいるって聞いたからさ』


樋口「そうなんですか?」


『あぁ、それで気になって色々調べたんだ!
確かに井上小百合ちゃんとか衛藤美彩ちゃんとか舞台経験豊富な子が多いなって思ったけど、今回の俺の作品の事を考えながら見ていったら、日奈ちゃんの演技を観て惹かれたんだ!
それで俺は日奈ちゃんを選んだんだ!』


樋口「そうなんですね///凄く嬉しいです///」















監督から凄く良い話とかをいっぱい聞いて、楽しい時間があっという間に過ぎてった...


















そして私の家に着いた...
















樋口「あ、もう着いちゃいましたね...
あっという間だったな...」


『そうだね、なんかごめんね俺ばっかり喋っちゃってw』


樋口「いえいえ!凄く楽しかったです!ありがとうございました♪」


『千秋楽まで一緒に頑張ろう!
何かあったらいつでも言ってね!力になるから!』


樋口「はい!ありがとうございます!
一緒に頑張りましょう!」


『あ、忘れる所だった、はいこれ!
お誕生日おめでとう!』


樋口「これ、プレゼントですか?」


『あぁ、皆がいる前で渡すのは恥ずかしかったからさ、折角なら2人っきりの時に渡したいと思って...
だから一緒に帰ろうって誘ったんだ!』


樋口「そうだったんですね...!
開けても良いですか?」


『あぁ、どうぞ!』


樋口「これ、ネックレスですか?」


『そう!どれが良いか分かんなくて...w
だからとりあえず無難な物にしたんだ...
気に入ってもらえると良いんだけど...』


樋口「凄く可愛い...ありがとうございます///とっても嬉しいです♪」


『そっか、それなら良かった!
千秋楽が終わっても仲良くしてもらえると嬉しいかな!』


樋口「勿論です!!!これからも宜しくお願いします!!!」


『あぁ!宜しく!じゃあまた!』















お互いに手を振って監督がいなくなったを確認して家に入った。










監督は私に誕生日プレゼントを渡す為に一緒に帰ろうって誘ってくれた。

それだけでも充分嬉しかったし、何よりプレゼントのネックレスが凄く綺麗で可愛かった♪

これから一緒にいれるって考えるだけで胸がドキドキする♪

この気持ちってあれだよね!
























監督、いえ貴幸さん...!




















恋...しても良いですか...?














好きになっても...良いですか...?


















END...


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