短編

□愛(だにぽん)
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彼女からの電話に背筋が凍る、



小林(まだ?早く帰ってきて!)


織田「今帰ってるから、」


小林(遅い!私のこと好きじゃないの!)


織田「好きだよ!大好きだから」


ガチャ、プープー



はぁ、全部私のせいだ


こうさせたのも全部


ガチャ、



織田「ただいまー」



シーーン...



織田「あれ?ゆいぽんー?」



部屋にいるのかな、


階段をのぼる、こんなにシーンとしてる、こんな日なんてはじめてだ


織田「ゆいぽんー?」



部屋の中にもいない、


ガチャ



え、鍵かかった?


小林「奈那?」


織田「あ、ゆいぽんバシッ」


小林「奈那!ちゃんと私を見て!」


バシバシバシッ

ドスッ


小林「奈那っ」


織田「ちょ、んっ、んんっ」


小林「奈那っ、ぅぅ〜」


織田「ゆいぽん、大丈夫だよ、ヨシヨシ」



散々殴ったと思ったら


急にキスしてきて、


かと思ったら急に子供みたいに泣き出して、



小林「ごめんね〜奈那ぁ〜」


織田「大丈夫だから」


小林「ごめんっ、ごめん、大好きなのっ」


織田「うん、うん、わかったから」


小林「ごめんね...スースー」


織田「おやすみなさいナデナデ」


小林「...なな......」


織田「ん?」


小林「............」



ごめんね、ゆいぽん


全部私のせいだよね、


私が、ちゃんとゆいぽんを愛すことができてたら


何か違ったのかな、


ごめんね、


ごめんね、


寂しい思いをさせて、


辛かったよね、


心細かったよね、


ゆい、大好きだよ、






展開はやすぎですね、すいません、


見ていただきありがとうございました。


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