思いつき

□残り香
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私は彼女が去る時の残り香が好き。


有名なブランドの清潔感のあるふんわりとした
彼女の雰囲気にぴったりなあの香り


この香りが一番似合うのは間違いなく彼女だと信じている


近くにいる時に香るのも好きだけど
私の近くからさる時の儚さを含んだあの香りが
たまらなく好きだ


「彩ちゃん、この香水好きだよね」

『うん。この香り大好き』

「どうして?」

『覚えてないん?』

「え?」


















『ゆーりが初めて私にプレゼントしてくれたのがこの香水なんやで?』





____6年前




「そんなにいいやつじゃないんだけど
彩ちゃんに似合うと思って、、、!!」


まだ幼かった夢莉が突然プレゼントしてくれたこの香水


その頃から変わらず使い続けているこの香水



私の大好きな香り。これからも大好きな香り。




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「思い出した、、。懐かしいね。」

『私はずっと覚えてるねんけどなぁ。可愛いゆーりたん』

「恥ずいんでやめてもらっていいですか」

『何?照れてんの?相変わらずかわいいな』








この人には敵いそうにない。



fin.






久しぶりすぎるかつ拙すぎる文章です。すみません。
これからもこれくらいの亀更新でやっていきます。
温かい目で見ていただけると幸いです。


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