海賊世界を馬鹿が駆ける

□六話 春一VSアーロン
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前回の粗筋


作「もうメンドイからこれイラネ」

春「手抜きすなっ!!」


海賊世界を馬鹿が駆ける


六話 春一VSアーロン
















『アーロンパーク』

血を吐き倒れる二人に対し、アーロンは無傷だった


「たいした価値はねぇんだぜ?てめぇらの命なんざぁ……」


「オェ……!!」


今までとはレベルが違う!!


ただ水をかけられただけで倒されていくサンジとゾロ

もはやどうする事もできないのだろうか


「……今、木の葉の珍獣の如くぅ〜……」


「……あん?」


微かに聞こえる誰かの声

アーロンがそちらの方へ顔を向けると



「ダイナミックエントリーッ!!」


「!?」


ドォン!!


某忍者漫画の熱血教師の蹴りを放ったのは勿論、我らが主人公春一
しかも、ノリを眉毛に貼付けている芸の細かさ


「……って、あら?」


「何か……やったか?」


春一の蹴りは効いていなかった

しかも足首を掴まれ、ピンチである


「ウソゥ!無傷!?」


「中々良い蹴りだったが……効きゃしねぇよ!!」


「がぁっ!!」


バンッ!と背中から地面にたたき付けられる春一

……そうとう痛いのか体を抱きしめ声も出さず転げ回っている……


「お前……あの魚人どもはどうしたんだよ……!?」


「っーーー!……あ、あいつらなら始末したぞ……痛い……!」


『なっ!?』


春一の発言に、この場の全員が驚いていた

人より遥かに強い存在である魚人を、しかも何十人という数をどう見てもひ弱な春一が片付けたと言うのだから


「てめぇ……同士達に何をした!?」


「ニョホホホ♪……やっぱ魚人達って図体ばっかでかくて頭からっぽなんだな♪あっさり罠に引っ掛かってくれたぜ?」


今頃森の養分になってますと付け加え、アーロンをおちょくる春一


「で?今の現状はどうなってんだチョビー?」


「チョビっ!?俺はサンジだ!!」


「んなもん、どうでも良いから早よ説明!」


「ちっ……カクカクシカジカマルマル……と言う訳だ!」


「成る程な……これ↑便利だなおいっ!」


つまり能力者のルフィは足枷付けて海へボチャン!

それを助けにノジコさんとゲンさんダイビン・グゥ〜!

ルフィが助かったらチョビーが海に入って問題解決と……


「大分『ややこしや〜♪』的な展開だな!」


「ふざけてる場合じゃねぇぞ神風野郎……」


「何その死ぬの前提的なアダ名!?」


どうも、俺のあの逃げっぷりから考えついたらしい

失礼な奴だな……


「とにかく時間稼げばいんだろ?『ダーツ』に『まりもっこり』」


『何だその呼び方はっ!?』


倒すのは無理でもよ、時間稼ぎなら任しとけってんだ!





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