海賊世界を馬鹿が駆ける
□七話 宴
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作「今回の話しは若干手抜きと思われる程薄っぺらいかもしんない…」
春「読者の読む気を奪うなよ!」
作「頑張って書いたのに何でか薄っぺらいんだもん!キリが良いところで終わらせたらページも少なくなったし!」
春「……客が来過ぎて追い込まれたか?」
作「……多分……」
海賊世界を馬鹿が駆ける
七話 宴
バッサバッサバッサバッサバッサバッサバッサバッサ……
「離せっちゅうのが分からんのか鳥!!」
「クエ〜クエ〜♪」
相変わらず鳥に頭くわえられたままの春一
もう、ココヤシ村から大分離れてしまった
「くぬ野郎〜!離し……やがれ!!」
ジタバタジタバタジタバタ!!
「クエッ!?クエクエッ!!」
「クエクエ五月蝿いわ!!いいから離『ヒョイ♪』せ……『パクッ♪』よー……お?」
一瞬の浮遊感があったと思ったら、真っ暗な狭い場所に閉じ込められた
……食われた?
「冗談じゃねぇ!!こんな所でう〇こになってたまるか!!」
取り敢えず明かりないか!?
……蝋燭見っけ!マッチで火を付けてと……よしっ!
「ここは『シュー』……クチバシの中か?『シュー』随分でかい『シュー』クチバシだな……『シュー』」
鳥の大きさな『シュー』んて、見れな『シュー』かったから分かんなかったけど……二畳位はあるぞ……って!
「五月蝿いな!シューって何だ……よ……」
春一の手の中の物
それは蝋燭ではなく……
ダイナマイト☆
「……ギャァァァァア!?間違えたぁっ!?どうする俺!?ライフカード……じゃなくて!!あああっ!!導火線短いっ!!」
もう後、数秒で爆発するであろうダイナマイト
その時、春一の目に謎の穴が飛び込んで来た
「ここに捨てちまえっ!南無三!!」
ポイッ!!
「クエ〜♪クエ〜♪……クエッ?……!?」
ドッカーンッ!!
「ゲホッゲホッ!お゙えっ!?」
モクモクと煙を出す鳥のクチバシをこじ開け、這い出してきた春一
相当煙かったのか、空中で膝ついて咳込んでいる
「ゲホッ……な、成る程お゙えっ!……あの穴、食道だったのか……ゲホッ!」
そう、春一がダイナマイトを突っ込んだ穴は、胃へと通じる食道
そんな所にダイナマイトなんて突っ込んだもんだから、鳥は中からローストされてしまったのだ
「可哀相な事したかな……ってあ゙あ゙っー!島が豆粒みてぇになっとる!!」
(早く帰れ春一!原作に間に合わなくなるぞ!)
「危ない発言有難う作者!」
春一は島へ向かって全速力で駆け出して行った
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