抹茶
□可愛い我が子達と馬鹿親父達
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「…あらあら」
「きゃー♪」
二人の声に反応し、さっきまで死んでた二人は一気に覚醒した
いつの間にか移動させられたらしく、二人は隣の部屋で寝ていたため急いで声の元へ駆け出した
「どうしたロビン!レオも無事…か…?」
「何事ですナミさん!ナナちゃんは大丈…夫…?」
固まった二人の目に映った物
くすくすと笑っているロビン
キャーキャー言いながら写真を撮るナミ
そして…
ミニサイズのドレスとタキシードを着て口付けをしている我が子達
「「あ、あが…????」」
「もう可愛すぎ!堪らな〜い♪」
「シュンイチに作らせて置いて良かったわね♪」
この二人、単にナナとレオにコスプレ(Maid in春一)させて楽しんでいたのだが、この格好にしたならキスまでさせちゃおうかと思い付いた事をやらせてしまったのである。
「「……………ぶちっ!!」」
何かが切れる音と共に固まっていた二人が起動した
「「うちの子に何さらすんじゃあぁ!?」」
ズドオォォォォォォォォォォォ!
先程出せなかった技を瞬時に発動し、目から異常な怒りの炎と光を放ちながら人外の喧嘩を始める二人
もはや勘弁ならない。こいつ(本当はナミとロビン)は我が子を傷物にしやがった!!
「地獄に落ちろクソ突風野郎!!」
「死んで詫びろチョビ髭節達磨!!」
「もう今日はこれだけで大満足よ!アルバムが二冊は増えるわ!!」
「後で写真焼き回してね、うちのアルバムも後少しで棚が埋まるのよ」
「「シィィィイネェェェエ!!」」
〇年☆月※日 晴れ
大航海から何年か後のある日の出来事でした
オマケ
「あたし将来レオ君のお嫁さんになるの!」
「俺将来ナナと結婚するんだ!」
「ナナはパパのお嫁さんになるんでしょぉぉ!?」
「泥棒猫にレオを渡すかぁぁあ!!」
「と言うことは…将来は私達親戚ね」
「その時はシュンイチに二人の衣装作らせなくちゃ♪」
終わり