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□雑多ログ
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千切れた体
弾ける命
四散、飛散、体は礫となり、血となり、地となる
命は魂となり、空へ、虚へ、帰る
四散して、飛散して、無へ還る
巡り廻って、在るべき場所へ帰る
一瞬で散って、一瞬で還って、永い年月をかけて
また、生まれる
輪廻
もう一度、生きることができるとわかっていても
それでもやはり、あきらめる
次は同じ自分とは限らないから
次も同じように生きられるとは思わないから
死にゆく己にはもう考えることすら意味がないのだから
(咲き誇るままに落ちる己は、何の為に生まれた?)
椿、落ツル(創作)