REBORN!Dream Long
□Life22
7ページ/8ページ
しばしの沈黙………
た…耐えられないッ…!
何でディーノ何も言わないの!?
チラリとディーノを見ると、目が合った
ディーノは目を丸くしてて
すごい驚いてるらしい
「えっ、と…」
『ッあ、あんま気にしないで!ただ…お願いだから気まずくなんないで!』
アルラは涙目で、その瞳は酷く不安げだった
ヤバイ…今すぐ抱きしめてーんだけど
…中学生相手にいいんだろうか…
『…ゴメン』
「な、何でアルラが謝ってんだよ」
『だって…ディーノすごい困った顔してる…』
「!!」
アルラが思ってる様な事は思ってないんだが;
「オレ等、7コも離れてっけど」
『わかってるよ、ディーノにはもっと似合う人がいる事だってわかってる
だからあたしは諦めるって』
「待てって、そんな事はどうでもいい」
『は…?』
「オレはその…アルラがいいんなら、付き合いてぇんだけど…」
『ぇ…あたしは、ディーノがいいんなら…付き合い、たい』
「『……………』」
お互いキョトンとした顔が
だんだん赤くなっていく
「『じゃあ……//』」
『ふあ………』
『アルラ先輩遅いですね』
『んー』
ダダダダダダッ
バンッ
足音が近づいて来たかと思うと
勢いよく扉が開かれた
『葵!!』
『アルラ…うるさい』
『そんな事より!告白!せ、成功した!!』
『あ…そ、ヨカッタネ』
『ヤバイよ嬉しすぎて寝れない!!』
『あたしは眠い静かにしろ』
『満月トランプやろー!!』
『Σ今からですか!?』
『……………』
ちょっとあのままでも良かったかと思う葵だった