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□三橋の日常?
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「どうしよう栄口君、・・・きっと、これ、いくらか聞いたら、怪し、ま、れる・・・!!」
えええ・・・三橋、どういう思考回路してたら『質問したら怪しまれる』なんてところに行き着くんだ?
「ま、とにかく、三橋の封筒は軽そうだからきっと80円で大丈夫だよ。ほら、80円切手買ってきな。」
「栄口君、80円、切手って、80円で、いいん、だよね?」
いいに決まってるよ、と三橋をカウンターへ促す。ちょうどカウンターには一人いるだけですぐ順番が回ってきそうだ。
それにしても、前の人落ち着きないなぁ・・・。
「さ、栄口君は、ここに、何しに、来たの?」
「俺も丁度切手が無くなってたから買いに来たんだ。」
なんて二人で話してると、突然カウンターの奥からの悲鳴が俺らの耳をつんざいた。