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□自分にしかわからない
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 目が覚めると、そこは倉庫の中だった。

 銃声が聞こえる。




 ああ、私誘拐されたのか、と気を失う前のことを思い出す。
 手足を縛られ、自由に動くことは叶わない。



 もう何度かこんなことをされているので、今回は人質の警護が薄いなとか危機感もなく周りを見ていた。
 危機感が薄いのは、襲われてから今まで気絶していたせいかもしれない。






 「ツっ君!」


 グローブと額に火を灯した彼を見て安堵するのは、何度目だろうか。



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