★一周年(経過)記念企画の釜
□プレゼント作品そのB
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探偵:三笠・猫にまっしぐら・尉之
飼猫:一柳・猫がまっしぐら・和
助手:高遠・和にまっしぐら・日織
<レッドムーン探偵局>
三「…………。…………。…………。…………。……………………」
和「三笠さん、何か話して下さい。お客様が困ってます」
三「ん?ああ……解った。……常日頃から疑問に思っていたんだが……ピロリ菌は何故ピロリ菌という名前なんだろうか……」
和「三笠さんもういいです、黙って下さい。日織、代わりに話して!」
日「がってんでさ!……俺が思うに、最初に発見した人の名前がピロリさんで」
ガン!!!!(←招き猫)
和「お前も黙れ……!ピロリ菌発見した人に失礼だから!!!!」
三「始まった早々キレまくりだな一柳くん。違う話題にすればいいのか?」
和「そうですよっ!なんで一周年(経過)記念企画プレゼント作品で、胃炎を起こす細菌について語らなきゃならないんですか!!これだけ見たら、マニアックさがとんでもないレベルのサイトに思われますよっ!!??」
三「少なくとも、キャラ崩壊だけはとんでもないレベルだがな」
和「なんでそーゆー事だけは的確に言うんですかっ!!??頭の使い所間違ってますよ!!??」
日「和さん……俺にとってのピロリ菌はあんたですぜ!」
和「な、何いきなり」
日「胃炎を発症するくらい、あんたの事をいつも考えてます」
三「うまいのか?これは」
和「『ピロリ菌』が入ってる時点でダメダメです。はあ……僕にとってのピロリ菌は日織だね。日織のせいで胃が痛むから」
日「いやー、そんな……日織、テレちゃう!」
和「………………」
三「皮肉が通じてないぞ、一柳くん」
和「あたたた、胃が痛む……」
日「そんな時には日織印のお茶を飲んでリラックスをば」
三「何が入ってる?」
日「お茶だって言ったじゃねぇですかい」
和「脳が液状化した上に蒸発してて解らないなら言い方を変えようか。何を混入したの?」
日「強いていえば、俺の愛を」
和「三笠さん、飲んで下さい」
三「いらん。愛という名の薬物が入ってる茶なんぞ、そこらの雑草にすら飲ませられんわ」
日「けっ!雑草すら枯らす茶を煎れる、てめーにだけは言われたかねぇぜ」
三「俺は何も混入せずに雑草を枯らしてる!どうだ参ったか!!」
和「不毛な言い争いをしないで下さいっ!?――あああっ!?お客様がいないっっ!!??」
三「帰ったようだな」
日「これだから近頃の若者は……他人の会話を聞くって事が出来ないんですからね……」
ゴス!!!!(←招き猫)
和「お前にだけは言われたくない!!!!」
三「全く困った奴だ……」
バキ!!!!(←招き猫)
和「他人事の顔するな……!!!!」
三&日「むー……」
★探偵局の面々が好きで好きでもう辛抱たまらん人に土下座して、完。