★一周年（経過）記念企画の釜
□リクエストその②
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＜和室＞
？「――――どわっひゃああああぁっっ!!!!????」
＜アルノルト室＞
日「むっ！あの絹ごし豆腐に頭をぶつけたような悲鳴は和さん!!」
ア「日織、それよりも早く引いてくんない？順番回らないから」
デ「そうですよ日織様。アルノルト様のババを引いて下さい。日織様から見て、右から二番目ですから」
ア「ちょっ……何でばらすの!!??」
＜和室＞
ドゴガン!!!!
日「和さん!!どうしまし――って、ええええ!!??」
和①「何でドアをわざわざぶっ壊すの!!??」
和②「それに悲鳴から来るの早過ぎだよね。ここ、結構壁分厚いのに」
日「な、和さんが二人!?」
和①「そうなんだよ！なんでか解らないんだけど！」
和②「それはリクエストした人が」
和①「いや、そーゆーのは言わなくていいから！」
日「そ……そんな……!!」
和①「あ、流石に驚いてる……」
和②「そりゃそうだよ……」
日「なんで服まで分裂しやがんだ……こーゆーのは片方裸がお約束だってぇのに……くうっ!!」
和①「そこかよっっ!?」
和②「コイツ、某ＲＰＧのミニマム魔法食らった女キャラ見て『なんで服まで縮むんだ！』とか思ったクチだよね」
和①「そーゆー指摘はいらないから!!!!」
日「……心なしか、片方はクールですね」
和①「そ、そう？僕から見たらあんまり違和感ないんだけど」
和②「元々内心じゃ冷静にツッコんでたからじゃない？」
日「そ、そうなんですかい……」
和①「何そのヒき方……僕を表裏激しい人間みたいに……」
和②「なんか願望が壊れたんでしょ」
日「…………。えーと、とりあえずどうします？」
和①「皆に説明しとかないと、後々面倒が起きそうだよね……」
和②「今の状態で既に面倒だと思うんだけど」
日「もう馴染んだんですね……」
和①「二人して微妙な視線で見ないでっ!!??」