★交流の釜:連携の碗

□ルロイ城幻想
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<日織室>

日「……朝か……ん?何だか額がスースーするな……」

さわさわ……

日「…………。…………。…………。……さ、36歳にしてハゲた……俺はもうおしまいだ……」

バッターン!!!!

三「ハゲじゃねぇっ!!!!何いきなり失礼な事ほざいてんだコノヤロー!!!!」

日「!!!!……よかった……まだフサフサだ……」

三「俺だってフサフサです!!ちょっと額を空気に晒してるからってハゲ扱いするなんて、世間のオールバック人種に悪いでしょ!!!!」

日「何故頭髪の事になると必死になるんだ?」

三「そっちに話を持って行く前に、この状況について考えろーーーー!!!!」

日「全部剃るなら今の内だな。剃刀剃刀……」

三「ンな事やってみやがれ。俺も同じ事しますぜ?」

日「お前、俺の凛々しい眉毛に嫉妬してたのか。それとも俺のモミアゲを集めたいのか。どこまで変態なんだ?」

三「その台詞、そっくりそのまま返すぜこのパータリがーーーー!!!!」

日「『サン』をつけろよデコ助野郎!!!!」

三「管理人の歳がばれる事を言うなーーーー!!!!」

日「実は、ジ〇リより大〇克〇アニメのDVDを多く持っている(ぽっ)」

三「いきなりぶっちゃけるなーーーー!!!!」

日「さて、他の奴らの様子を見に行くか」

ごそごそ……

三「待ちやがれ!パンツ一丁で外出るなーーーーっっ!!!!」

日「精神的に窮屈だから、せめて肉体を開放感に満たしてやろうかと」

三「脳はこれ以上ないくらい、ぱっくり解放してやがるくせに!!とにかく服着ろーーーー!!!!」

日「時代錯誤なのは外側だけかお前は。失望したぞ」

三「人の下着にケチつけんじゃねーーーー!!!!」

日「クイズです。和は誰の身体に入っているでしょう。@猫。Aニャンコ。Bぬこ」

三「全部猫じゃねーか!!……あーもう、馬鹿の相手してる場合じゃねぇ。和さん探しに行ってきます」

日「俺も一緒に探す。お前を放っておくと、俺の身体にどんないたずらをするか解らんからな!」

三「…………。…………。…………」

日「何だ?その『それは俺の台詞だ』的な表情は」

三「……ツッコミするのも馬鹿馬鹿しい……。ま、人手は多い方がいいですし……。それじゃ、行きましょう」

日「ジャカジャン!(効果音)日織《レベル:マイナス32/職業:役者/装備:ヅラ/必殺技:光反射》が仲間になった!」

三「人のステータスを捏造すんじゃねえ……!!つーかコレ、あんたの身体ですぜ!!??」

日「む。……《レベル:99/職業:名探偵/装備:センスの良い服/必殺技:イチコロ視線》」

三「…………な、殴りたい…………」
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