kira事件、特別捜査本部・二千五◯二号室


□「愛の軌跡・∞1」(さる作)
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某月某日(木)

秋も深まりつつある今日この頃、如何お過ごしですか?寒いってんだよ、この野郎!?(`▽´)/・・と1人乗り突っ込みをしながらの出勤も幾度目か。代行業務も4年目、最近では馬鹿店の代わりに店責やる事も多くなってきたなぁ等と考えながら、朝一番のお仕事は本社からのメールチェック。今日のニュースは何かな〜と開けてびっくり玉手箱!

(・ ・)エ!?会社買われた??ぴーち・ぐるうぷ??・・・\(`д´)/何じゃそりゃぁ―!!気分はスター・イッテツ状態、其処へ一本のTELが入りました。勿論本社から・・。どう言う事??と話を聞くと・・又ですかい!!ま〜た、何かの面倒を見ろって言うんですかい!?以前から、子供(二ア・メロ)変人(照)と来てるしね・・も、何でも来いだわ(´▽`)AHAHA〜開き直って数分もしない内に、外でヘリコの物凄い轟音が聞こえて来て“事故ですかっ!?”と思い、逃げる準備していたらイキナリ扉が開いてワタリ並みのダンディな・・妙な髭のおじ様登場!

『失礼致します。本日、此方にお世話になる方々をお連れ致しました。』

あ〜・・其れはどうも・・ご丁寧に・・で、何処に?するとおじ様の後ろから見慣れない物体が・・1個、2個・・・5個・・此れってもしや・・カ・エ・ル?自分が今、ガマの油状態で固まるっているのに更に追い討ちが!?

『今日はお世話になるであります!』

(゜д゜)しゃ、しゃべったぁぁぁぁ!!他の赤だの青だの黄色だの黒だのも習って挨拶するしっ!信号機かって・・頼むから説明しろやっ、こらっ!?とおじ様に目線くれてやると特に気にする訳も無く、淡々と説明を始めた。

『此方の方々は、当家お嬢様のご友人であらせられます。今回、居酒屋なる物を体験したいとのご要望でしたので当家のコンピューターに解析させました所、此方の店舗がヒットしたと言う訳です。』

あ〜・・そうすか・・どんなチョイスなんだか知らないけど、今日一日・・最悪明日もこれ等の面倒を見やがれと・・・(。_。)辞めちゃおうかな〜等と思いつつも、訳の分からない代行魂が燃えてしまったのでやるしかないかな・・( -_-)F

『かしこまりました。でも、このちびっ子達じゃなぁ・・』

『ちびとは何だ、貴様・・!?』

何だぁ・・(`_´)この赤いのは・・口悪い(人の事言えないけどv)

『・・んじゃあ、小豆豆ちゃん?』

うわー・・おもしろぉい位怒る怒る、からかい甲斐があるねぇ・・ま、其れはさておき、真面目に制服如何し様かなぁ・・?着せない訳にも行かないし・・。と悩んでいたらイキナリグリーンピースが

『心配はご無用であります!クルル曹長、タママ二等兵、例のブツを出すであります!?』

『ク、ク、ク〜』 『ハイですぅ!』

うわ、暗っ!   うわ、可愛いっ!  何々、何が始まるの??何処からか聞こえて来る“ガショーン”って音が店内に響く・・・うわぁ・・何その変な物
・・?

『これぞ地球人スーツ・居酒屋バージョンであります。ゲ〜ロゲロゲロゲロ・・・』

ごめん、キモイ。止めて。今日は大事な団体予約が有るし、帰られちゃう・・沸騰してるやかんみたいにプープー音出しながら怒る枝豆を余所に、今日のご宴会・・捜査本部ご一行様に思いを馳せて見る・・如何か・・竜崎が怒りません様に・・ライト君に魔王が降臨しません様に・・等と祈ってみたりした(-m-)ナームー。取り合えず、こいつ等のポジション決めないとな。

『では、代行殿。我々は何処に配置すれば宜しいでありますか?』

何か・・可愛いかも・・(−3-)チュ―したくなるね。ま、しないけど・・お礼に飛び切りの営業用スマイルで微笑み返ししてみる。

『そうだねぇ・・んじゃぁ、タママとケロロ、後ドロロはホールね。ギロロは調理場で・・(こいつ如何しよう・・)』

思わずクルルの所で止まってしまう・・(- - ‖)何かやらかしそうだし、傍に置いとくか・・。

『クルルは私と入り口で・・』

『ようしっ!!各自配置に就くであります!?』

走って行こうとするのを引き止め、一喝。

『廊下は走らない!?・・其れとギロロ以外は、そのおかしなスーツ脱ぎなさい!』

ぶーぶー文句を言うケロロ達に、メロもびびった氷の微笑を浴びせ

『お客様、ビビるから・・ねv 今日は貸し切りだし、細かい事気にしない人だし、何か言われたら“新製品です”って言えば良いから・・』

と言い切る私・・根拠は何も無し!?でかい眼を更に見開いて、首を傾げるケロロ達・・放っといて仕事。

『おい、何で俺だけスーツ着てて良いんだ?』

『お豆だから・・台に乗る訳いかないでしょ?』
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