京都市左京区吉田新町一の□□□の一の一千◯二十二


□「愛の軌跡-イィ夢見てる?編」(さる作)
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某月某日(木)

今日は久し振りに新しいバイトが来るとの事。
期待に胸膨らませて・・なんて分けないんですよね。だって紹介(押し付け?)してくれたのは、あの
《ブラックカード 竜崎》ですから・・・(T_T)=3あぁ・・また、変なの来るんだろうな〜なんて思っておりましたら入り口に反応あり(゜▽゜)おや、来たのかな?と覚悟を決めて行ってみたら・・おやまぁ?悪ガキ、メロじゃありませんか!?

( ^^)ノ
『あれ?久し振りぃ!今日のバイトって・・・もしかして??』

(`▽´)
『おぉ、まだ生きてやがったのか!?くそババア・・』

いきなりの暴言にニードロップを食らわせ、カウント取りつつ更衣室に押し込んだら後からもう一人登場。これ又ファンキーなお兄さんだね(・o・)

(・∀・)б
『え〜と・・・もしかして、竜崎様の・・?』

(∞)ヾ
『えぇ・・まぁ・・』

何と言うか・・・髪が赤いのは良いとして(外人だから)、そのゴーグルと縞々シャツはまずいなぁ・・ま、取り敢えず制服だし着替えて貰えば良いかぁ!と思いつつさっさと事を進める事に。

『更衣室はここね。今、メロが着替えてるから・・』

『うい〜す・・』

・・・なぁんか、メロとは正反対だな・・・メロが旧タイプのやんちゃ坊主だとしたら、こっちは本当に今時っぽいな。ボーッとしてるけど大丈夫かなー。ま、どんなのでもやらせますけどね。仕事だし(-W-;)・・なんて思いにふけていたら電話が鳴り響いた。急いで出てみると・・竜崎様・・・( -_-)』

《もしもし?》

はぁ、しまった( ̄□ ̄)!?余りに唐突な展開に一瞬気を失ってしまった!!

(・∀・)』
『あ、はい?失礼しました。如何しましたか?』

《・・・あの2人は到着しましたか?》

(´∀`)』
『えぇ、ちゃんと来てますよ〜。』

おや、意外に心配性ねと感心していたら、次の瞬間にそれを撤回しジャーマンスープレックスかけたくなる様な一言をさらっと言ってくれました。

《メロは良いとして、マットは少々手間がかかるかも知れませんから頑張って下さい。用件はそれだけです・・あぁ、2人には十二時に迎えに行くと伝えて下さい、では・・・・》

私を心配してるのか、あいつらを心配してるのか良く分からない呟きに呆然としていると仲良く着替えた2人が登場して来た。

メロは相変わらずちっこいなぁ(^m^)クスクス・・・制服に着られてる感じがあるけど、こっちの・・・え〜と・・・さっき竜崎様がマットとか言ってたのは中々良い感じ、女のお客様受けするかもV・・・難点はあるけどね・・・。

(`∀´)
『着替えてやったぜ。今日は何すれば良いんだよ?』

相変わらず口の聞き方知らない奴だなぁ・・教育的指導が必要か?とジリジリ近付きながら、マットの方には笑顔を振りまきつつそれと無く注意をしてみる。

(^▽^)
『良い感じですね。ただ〜・・・・それ・・』

(∞)∂
『これ?』

『そう、そのゴーグルは外さないとね。』

『・・・これはダメ!無理!できない!!』

(=_=)・・・いや、そんな連呼されても仕事だし・・それこそ無理だからとムキになって反論してしまう私に、これまた必死に・・しかもゴーグル押さえながら抵抗してくるマット。これか?これなのか!?さっき竜崎様が言っていた“手こずる”って??

『いや、仕事だから外してくれないと困るし・・』

『嫌だ!?』

(-¨-)ヾ余りの抵抗振りに暫し無言になる私に、メロが笑いながら話し掛けてきた。

(`▽´)
『あんまり無茶言ってんじゃねぇよ。そいつ俺達の前でも外さねぇんだから、こんなちっぽけな店の為に外す訳ねぇだろ!?バーカ!!』

( )ノ*ю 飛べ!!とばかりにアッパーを喰らわせ、再びマットと押し問答。しかし、一向に外す気配なし・・もう直ぐ開店なのにぃ≪O(`皿´)O≫えーい、こうなったら実力行使だぁ!!とばかりに、背後から飛び掛る痴漢のような私。

『うわッ!?や、止めろ、馬鹿!!』

『馬鹿とは何だぁ!?代行と呼べぇぇ!!』

意味の無い会話を交えて、悪戦苦闘する事5分・・・とうとうゴーグルをゲットする事に成功した。

(^▽^)ノ∞
『やったー!?・・・さぁて、これでやっと仕事にはい・・れ・・・る?』
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