京都市左京区吉田新町一の□□□の一の一千◯一十二


□「Shadow City」(さる作)
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目の前が白くなる・・肌を濡らすのは二人の吐息・・?涙・・・?・・・・・抱き合いながら互いの存在を自分の手に残す。この時間が永遠ならばと想う。明日が来なければと望む。此れが僕達が過ごした最後の時間。僕の顔を照れ臭そうに・・微笑みながら見詰めるお前の顔が妙に優しくて・・忘れられなくて・・・。“さよなら”と“愛してる”が言えなかった・・最後の時間・・・。  《完》
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