小説

□赤白のお客様
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いろんな方々を見ていて飽きないのは、やっぱり私という存在は他人が好きなんだなぁ、ということを再認識させられるような気がしますね。

実際私は誰でも嫌いな方は居ませんね。しいていうならまわりにまわって私に何らかの迷惑をかける人はあまり好きではありませんか。
まぁその辺も人物によっては面白いと思ってしまうところが、私の良いところなんですよ、きっと。


ん?私ですか?私はしがない甘味処の店主をしている者です。人間ではありませんけど人間好きですね。
だけど妖怪かと聞かれたら首をかしげるし、半妖というわけでもない。それなら幽霊かと言われたら微妙に違うし、半霊でもない。
まぁ細かいことを気にしていたら埒があきませんね。ちゃっちゃと自己紹介を終わらせます。


名前は……刹菜って言います。せっちゃんと呼ぶ人も居ますが、とりあえず名前は覚えて欲しいです。
で、性別は女の子、見かけはセミロングの黒髪と薄い朱色をメインにした着物を着て、年齢は16歳ぐらいだと思ってもらえれば結構です。まぁ実年齢は大変な事になってますけど。
先程も言ったように、私は甘味処の店主ですね。因みに人里にあります。

ですから様々な方々が甘味処に訪れるのですね。
さて、今回は誰が訪れるのでしょうか…と。



そろそろ開店するために暖簾を上げてきます…おっと今日は休日でした。
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