小説

□博麗のお客さん
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お昼が過ぎて何故かおやつの時間として制定されつつある三刻ぐらいの時には、普段あまり来ないお客さんが全テーブルに埋まるぐらい来ることもあるため、今現在その時間帯であるからやっぱりそこそこの人数が訪れています。

「刹菜さ〜ん苺パフェ2つ。注文入ったわよ」

さて、さっそくバイトに着てもらっている霊夢さんが注文を入れられたようで、私は少し休めていた手をまた動かし始めました。

ここは一応人里に有りますよ。人が住んでいる場所からはだいぶ離れてますが、敷地的には一応、人里です。
そんな事もあり少し出掛けるぐらいの距離なので、基本的にお客さんは甘味処で食べていくことも多いです。
ですがお土産にとお持ち帰りをしていく方も多いです。ですからテーブルが埋まることは滅多にありません。
大体ここで頼むのは配達ができない物、例えばパフェとかアイスとか短時間経過ですぐに美味しくなくなってしまうものですね。食べれなくはないですが、私が納得しません。これがプロというものですから。

「はーい博麗さ〜ん苺パフェ2つできました。運んでください」

お盆に出来たお菓子を乗せて霊夢さんに渡してから、カウンターでお土産の注文をしているお客さんの近くに行って会計をすませてもらいました。

注文の仕方は様々でして、手紙を頂いて日時と商品を指定して貰えれば、確実にお届けします。なんというデリ…えっとテリバリーでしたっけ?まぁそう言うサービスもしているので、空を飛べる人材は貴重です。
ちなみに午前中には配達は終らせたから、仕事が終わればフリーになるんです。

「ありがとうございました〜。また来てくださいね」

こうして、満足そうな顔をして帰っていくお客さんに私は笑顔で送ります。
仕事って言うのはこれだからやめられません。
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