早すぎる自叙伝
□早すぎる自叙伝
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1.<プロローグ>
1982年6月19日、真夜中の2時頃、私、石田ミホコは初めてこの足で世界の空気に触れた…。
そう、私は逆子。
そして、つむじ2つ。双子座。なんでも1つでは足りなかったみたい…。
26年間、必死に走り回って、それ以上に転んできた。
傷は片足だけでまだこれしかない。
すべて転んで作った。
ありのまま、このままで。
うまくいくことばかりじゃない。
別に転びたいわけでもない。
ただ転ぶことを恐れなかった。
跡は残るけど、それも私になった。
7転8起。9転10起…。
私の今までを知って感じてください。
そして、一緒に走ろう。
石田ミホコ