早すぎる自叙伝
□早すぎる自叙伝
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41.<神奈川県立荏田高等学校>
私の母校。
色んな事があったけど、ここでも青春を駆け抜けた。
普通科と体育科があり、部活動がとてもさかんで活気溢れる学校だった。
校則もゆるく、ギャルから個性派まで、本当にそれぞれが好き勝手に制服をアレンジしちゃっていた、そんな高校。
朝礼とかで体育館に全学年が集合し、校長先生の話しで先生が挨拶をすると、
「おはようございまーす!!」
と、全員が元気よく挨拶。
見た目派手な子ばかり、挨拶なんてどうでもいいって感じに見えるのに、しっかりと挨拶をするところは曲がらずに真っ直ぐに青春をしている私達の気持ちの良い部分だった。
高校1年生になった私、中学同様、部活には入らず、サッカーはメニーナで続けていた。
だから学校終わってすぐに帰っての生活は変わらず。
たまに制服のままサッカーへ向かっていたが、サッカーのみんなに制服姿を見られるのが嫌になってきたし、電車でもスカートを気にしちゃったりで止めた。
制服姿は我ながら似合っていましたー!と、いうことで!!
学校で見る先輩達を初めて見た時は、大人の人達に見えた。
違う世界だった。