早すぎる自叙伝

□早すぎる自叙伝
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【長津田ドラゴンズ】
真っ赤なユニホーム。

私はこのチームで小学校時代を駆け抜けた。

各学年ごとにチームがあって、それぞれのコーチはその学年にいるお父さん達、長津田ってゆう街のサッカーチームだ。

授業の合間、慣れてきたら学校が始まる前の朝、授業が終わったら周りが見えなくなるまで、サッカーばっかしてた。

しないときは上級生にグランドを先にとられてしまった時。
そんな時は何をして遊ぶか、それを考えるのも必死だった。
何かをするのがすべてだった。

今もだけど。

勉強なんてしたことないから好奇心旺盛な私は結構真剣に先生の話しとか聞いてたのを覚えている。

知ることが嬉しかった。
漢字や文字もたくさん練習した。
先生が黒板に書く文字に憧れていたんだろうな。

でもやっぱり、休み時間が待ち遠しくて、じっと椅子に座っているのがかなりの苦痛だった。

小学校6年間、様々なことがあった。
6年間ってすごい期間だよね。
一番長い学校生活だもん。

毎日に忘れられない何かが起きていたような、学校生活だった。
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