早すぎる自叙伝

□早すぎる自叙伝
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42.<ベランダ乱闘事件>

中学校で8人くらいで仲良しだった。

みんなクラスはバラバラ。

なんで集まったのかなってよく分からないけど、休み時間や放課後はつるんでいた。

悪友でもある。


他の女の子のグループと喧嘩もあったが、派手な子ばかりが集っていたため、途中から誰も寄り付かなくなった。

それはある事件がきっかけだ。


中3になり、全てのクラスはベランダでつながっていた。

私の一番の仲良しが泣きながらそのベランダから私に向かい走ってきた。

休み時間に。

「どうしたの!?」

ありきたりたがそれしか言えない。

「●●がね…むかつくって急に言ってきて…消えろとか言ってきて…。」

プチン。

私の中で音がした。


言った張本人を探しにベランダへ、するとすぐにその子を見つけた。


頭は真っ白だったが、許せないっていう怒りでパンパンだった心は今でも覚えている。


私はみつけたと同時に飛び掛り胸倉をつかんだ。

(当時私は【クローズ】という漫画にはまっていた…。)

「あやまれよ!なんて言ったんだよ!あやまれよ!」

そんなことを叫んでいたと思う。
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