彼岸の下に

□詩、郷里の華が咲く頃
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時雨

君を濡らして 君の涙誤魔化すよ
君が空を見ながら 想っていることはわかってる
でも 僕はどうすればいい?
見ているだけなんて 悲しいよ
君は儚い蝶の様
雨の中濡れてしまった羽根を
広げたままで…
飛びたつことが出来ないのに
無茶するんだ
だから 僕が出来ること
君のその羽根が乾いて
飛びたてる晴れの空になるまで
かばい続けるよ…
笑顔を見せながら…
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