07/26の日記
09:05
土銀【バレませんように】
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土銀【バレませんように】
銀時「…なぁ、暇なんだけど。。」
屯所に潜り込んだ銀時はそう土方に抗議した。
土方「💢…見てわかんねーのか、俺は忙しいんだ!とっとと帰れ!!」
土方くんとはなんとなく甘い関係だ。
いつからとか忘れたけど、酒飲んで騒いでたのまでは覚えてるけど、その後とか、正確に何時だと問われると分からない。
そんな俺たちの関係だ。
別段何も無い。
ただこっちが終わった後足腰がふわふわするスポーツをただやっているだけ。
だから冒頭で言ってしまった“甘い関係”はただの俺の願望だ。
銀「ーー疲れたから、座る。」
あれ?
思ってるだけで涙出てきた。
銀「〜♪(鼻歌)」
…だって、しょうがないじゃ無いか、この気持ちだって俺がずっと秘めてるだけで土方くんはきっとなんとも思ってないんだろうし、こんな風に会いに来るのだって本当はかなり勇気が要ったとか、今もなんとなく土方くんに触れたいから何時ものじゃれ合いの中でも不自然じゃない様に土方くんの背中に寄りかかって、背中をぴったり付けて「怒られませんように」って祈って、座ったら意外と何も言ってこなかったことに安心してるとか。こんな気持ちも俺しか分からないんだから。
涙のお池がずんずんずんずん溜まってく。街よ沈めばいい。♪
あ、鼻歌で歌いきってしまった。
土「ーープッ、なんだその曲!」
銀「!……」(土方くんが笑った!)
土方くんのツボは今だによく分からないけど、土方くんが笑った。
それだけで嬉しい。
背中越しにクックと笑う土方くんの鼓動が心地いい。
銀「〜〜〜!!」
ずるぃな〜俺はこれだけで心が揺れるのに土方くんはなんとも無いんだろうな。
抱え込んだ膝にこんこん頭を打ちながら紅くなってしまったであろう頬を冷まそうと試みるも土方くんの暖かさがそれを邪魔する。
土「ーーおい、寒いだろしっかりくっつけ」
銀「!」
そんな俺の心臓を土方くんは止めにかかった。
きっと俺は心臓を口から吐いて死ぬんだ。
そう思ったもののそれでも「へいへい」っていつもみたいに答えてさっきまでみたいに足をだらしなく伸ばして土方くんの背中に俺の背中をぴったりくっつけてベッタリくっついた。背中があったかい。
銀「クスッ」
どうか早鐘打つこの鼓動が土方くんにバレませんように。
END
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09:02
【好きになったら一筋】
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【好きになったら一筋】
銀時「ーー好きになったら、一筋タイプだよね、お前って。」
行きつけの居酒屋で呑んでいたら、いつの間に現れたのか、隣に立ち、そう声を掛けて来た銀髪のアイツ。
土方「あぁ?」
銀「はいちょっと、お隣失礼〜」
土「てめ、何勝手に座ってんだ!って、おい注文すんな!俺にツケんな!」
銀「おかてーこと言うなよ〜はい、乾杯!」
イエーイとか言ってお猪口をコツンと当てて来てそのまま飲み干す万事屋に、
今まで呑んでいたであろう事、そしてその呑んでいた代金までも俺にツケる気であろう事を予想と言う名の確定に、
当然、付き合ってられるかと席を立とうとした俺の腕を掴んで強引に引き寄せると、打って変わって万事屋は俺の耳元に小さく囁いた。
銀「今晩、一晩だけ、俺をしゅきにしていいから…」
囁かれた耳がむず痒く、腕を離された事で、離れられた俺が目にしたのは、改めて見た万事屋の姿だった。
薄く開いた唇に人差し指を当て、少し赤くなった頬に潤んだ瞳で、見たことも無い笑顔を浮かべていた。その仕草に俺はーー
土「ごくっーー」
意識よりも先に生唾を飲む音が全てをものがたっていた。
酔っ払いの戯言。ーーでも
土「…」
(おれ、)
ーーー熱くなった息子を殴りたくなりました。
アレ?作文??ーーーーー
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