魔法少女リリカルなのはStrikerS
□2nd 「後ろ姿」
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「あの〜。ちょっといいですかぁ?」
話を聞いていたスバルが申し訳なさそうに手を挙げた。
「どないしたんや?」
「その話にそっくりの方がぁ…………」
そういって前に座っているウチらの後ろを指した。
「ウソやん!?」
まさかそんなことはあり得ないだろうと思いつつも振り返ると、
大きな欠伸をしながら食堂から出ていく人がいた。
「……あの人や…」
なんでかはわからんかったけど今の人があのときの彼だという確信があった。
「はやてちゃん。 追いかけなくていいの?」
そういうなのはちゃんの顔はなにかをたくらんでいる顔やったけど……。
彼に会いたかったからなにも気にせず後を追って食堂を出た。